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20年、30年と返済が続くだけに中長期的な視点でとらえることが大切

2013年5月現在、住宅ローン金利は史上最低水準で推移しています。メガバンクをけじめとする多くの金融機関では、変動金利型の店頭衣示金利は2・475%。過去には2・375%の時期がありましたから、その点だけでみれば、史上最低とはいえませんが、2・375%のときの金利引下げは0・4%程度で、実質金利は2%前後にとどまっていました。しかし、現在は金利引下げが1・6%に及び、0・875%で利用できるようになっているのです。実質金利でみれば、史上最低であるのは間違いありません。固定期問選択型の固定期問10年をみると、店頭表示金利は3%台ですが、これも大幅な金利引下げによって1・40%から利用できます。

1年前までは2%前後でしたから、こちらもやはり実質金利では史上最低といっていいでしょう。さらに、全期問固定金利型の代表格ともいうべきフラット35の金利が2013年4月には、返済期間21年~35年で最低金利が1・80%と過去最低を記録しました。その後は、若干上昇しているものの、依然として過去の水準からみれば、かなり低いレベルであることは間違いありません。この史上最低の金利を利用すれば、借入可能額がアップし、ひと回りもふた回りも大きな家、より便利な場所にある住まい、グレードの高い住宅が手に入ります。

また、同じレベルの住宅で比較すれば、数年前より住宅ローン負担は格段に軽減されます。たとえば、不動産経済研究所によると、5年前、2008年の首都圏新築マンションの平均価格は4775万円でした。自己資金が1000万円ほどあるとして、3700万円の住宅ローンを利用して買ったとしましょう。全期間固定金利型のフラット35の金利は、2008年5月には3・05%でしたから、毎月返済額は14万3129円になります。それが、現在はどうでしょうか。新築マンションの平均価格は2012年の平均で4540万円。やはり自己資金が1000万円ほどあるとして、3500万円を金利1・81%のフラット35で借りると、毎月返済額は11万2558円にダウンします。

ほぼ同じレベルの住宅を手に入れるにしても、毎月返済額は何と3万円以上少なくなるのです。仮に、5年前と同じように、14万円台まで負担できるとすれば、金利1・81%なら、借人可能額は4450万円にアップします。自己資金1000万円を足せば、5400万円合のマンションを手に入れることができます。より便利な場所に、ひと回り広い住まいを手に入れることも可能になるはずです。住宅ローンを利用してマイホームを手に入れるのなら、まさに「今でしょ」ということになります。